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皮膚がんの対処法

 

 


 皮膚は大きく分けて表皮、真皮からなりその下に皮下脂肪織の3つから成り立っています。皮膚がんは、表皮と真皮に発生するガンです。

 皮膚がんが進行すると、一般に皮膚が盛り上がって塊になったり、かさふたができたりしますが、早期では自覚症状はありません。そのため、ホクロシミイボなど皮膚に新たな異物ができていないかどうか全身をチェックする事が大切です。

 特に、表面が硬く、盛り上がった小さな赤い発疹や、茶色・黒色のホクロやシミのようなものを見つけたら、皮膚がんの可能性もありますので早めに専門医を受診することが大切です。


 皮膚がんの原因は、最も注意すべきは紫外線を大量に浴びている人です。強い紫外線が細胞の遺伝子を傷つけ、皮膚がんの引き金になることは明らかになっており、紫外線を浴びる量が多くなるほど皮膚ガンにかかる危険性は高くなります。

 最近の研究によれば、短期間に大量の紫外線を浴びることは勿論、小児期に紫外線を大量に浴びると皮膚がんになりやすいことも分かっています。つまり、特に子どもの頃から日焼けしている人に皮膚ガンが多発しているのです。

 最近では、子どもにも日焼け止めクリームを塗ったり、ツバの広い防止をかぶらせたりするなど、若いうちから、紫外線対策をはじめることが大切になります。

皮膚がんになりやすい人


1.子どもの頃から、よく日焼けしていた人。
2.色白の人。
3.日に当たると肌が赤くなる人。

皮膚がんの兆候


1.足裏にホクロができる。
2.シミやソバカスのようら平らな赤い斑ができ、ザラザラして盛り上がる。
3.火傷やけがの痕跡がただれる。
4.ホクロに似た黒紫色の盛り上がりができる。
5.周囲にいろがはみ出すようなホクロや濃淡のあるホクロができる。

皮膚がんの対処法


1.日焼け止めクリームを塗る。
2.ツバの広い帽子をかぶる。
3.長袖のシャツを着る。
4.緑茶を飲む(目安:1日7杯)

皮膚がんの予防・改善法


1.妙薬は緑茶
  (田島 眞 実践女子大学教授)
2.全がん
  (がん共通の予防・改善法を参照して下さい。)
 

がん克服のためのがん別対処法

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