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リンパマッサージについて
リンパマッサージで、免疫力アップ!
日本リンパ学会理事長で、信州大学医学部器官制御生理学教授でリンパ研究の第一人者でもある大橋俊夫教授によれば、リンパ球の数が、リンパマッサージで増えることが動物実験(うさぎ)によって明らかになったといいます。
しかも、全身よりも下半身マッサージ(足裏から太ももにかけて)のほうが、全身マッサージよりも約5倍の効果があるということです。信州大学ではこれは世界的な発見としています。(
2011.09.06NHKあさイチより。)
リンパマッサージを行うことで、リンパ液の流れが良くなり免疫力がアップ、ガンをはじめ様々な病気になりにくい体質に変えてくれる効果が期待できます。
リンパには、体内で発生する老廃物の一部を回収する働きと、リンパ球などの免疫細胞が外敵から身体を守る働きがあります。
体の中では、日々数千個も発生していると考えられるガン細胞を、体内をパトロールしながら発見し、素早く殺してくれるのもリンパ球の働きです。
リンパマッサージのやり方
リンパマッサージをはじめる前に、リンパ液の流れがよくなるように、リンパマッサージ前の準備運動をします。
1.準備運動
(1)肩回しを5回行う。
(2)腹式呼吸を5回行う。
息を吐き出したとき、お腹をへこますことが大切。
(3)両足首を回す。
2.リンパマッサージの方法
(1)脚の指の間に手の指を入れて、10回程度マッサージ。
(2)手の指に、片方の指を入れて、10回程度マッサージ。
(3)足裏の土踏まずを5回程度、両手親指で押す。
(4)膝裏のリンパ節をもみほぐす。
(5)足首からふくらはぎにかけてさするようにマッサージ。
(6)そけい部のリンパ節をもみほぐす。
(7)太ももをまんべんなくさするようにマッサージ。
(8)足首から太ももまで上に引き上げるようにマッサージ。
リンパマッサージは、上から押すようにマッサージすると、管の中をリンパ液が移動するだけで、リンパがあまりうまく流れないことがあります。
一方、さするようにマッサージをすると、リンパは太いリンパ管の流れに合流し、より流れやすくなります。このため、リンパマッサージは、さするように行うことが肝心です。
3.リンパマッサージの注意
リンパ節の切除をした方やリンパ浮腫を患っている方や熱が出ていたり、体調が優れない時や、内臓や甲状腺などの持病をお持ちの方などは、医師や専門家にご相談して下さい。
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