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クンバハカ(お尻締め)で人生好転

 

 


クンバハカとは?


 クンバハカとは、インドのヨガの密法で、一説には願いを成就する祈祷の方法だと言われています。私たちの心身のエネルギーである気は、宇宙エネルギーから得られるものです。

 たとえば、マイナスの感情にとらわれると、心身のエネルギーは少なくなり、不安や悩み、怒りを口にしたりして、マイナスの波動を出してしまいます。

 そんなとき、宇宙のエネルギーを集め、心にエネルギーを補充して、からだへの悪影響を減らすことができれば問題ありません。

 昭和の偉人、精神界の巨人と称される中村天風先生の「運命を拓く」(講談社)という本があります。この中で、心の持ちようで人生が変わることや、自分を救うのは自分でしかいないというようことが述べられています。人間が人間らしく生きるためのたくさんの天風理論を学ばさせて頂ける逸書です。

 健康な心が健康な体をつくるという天風理論の実践として最も基本的な方法に「クンバハカ」があります。クンバハカは、人間を瞬間に「もっとも神聖な状態に保つ手法」とされ、ヨガの神髄ともいえます。

クンバハカ「お尻締め」のやり方


 クンバハカは、インドのヨガの秘技ですが、要はお尻の穴をギュッと締めるのがポイントなので、俗に「お尻締め」とも呼ばれています。  お尻締めは、特別な集中力は必要ありません。立っていても、座っていても、寝ていてもどんな姿でも行えるのが特徴です。下図に紹介しておきます。

お尻締めのやり方

 お尻締めをやっているかどうかは、外からは一見して分かりませんので人前でも行えます。本当にお尻が締まっているかどうか不安な人は、洋服の上からでも、肛門に手を当てると分かります。入浴時に、指で確認すると良く分かります。
 

なぜ、お尻締めで体調が改善されるのか?


 お尻を締めるだけでなぜ、いろんな効果が期待できるのでしょうか?
その秘密は、お尻の神経系への働きかけによるものと考えられています。お尻締めは、生命活動や免疫力をコントロールする自律神経が走る、神経叢(神経が網目状の組織)を効果的に刺激します。

 先ず、お尻を締めると肛門の括約筋や肛門挙筋が刺激され、これにより、肛門神経叢が刺激されます。

 肩の力を抜くことで横隔膜神経叢が、下腹に力を入れることで太陽神経叢や、腹腔内神経叢が刺激されます。

 つまり、お尻締めをするだけで、一瞬にして全身の重要な神経叢に刺激が加わります。

 この刺激が、ストレスで乱れた自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを整えるわけです。
お尻締めで刺激される4つの神経叢

 ストレスを受けたり、緊張したりすると、落ち込んだりするなどのマイナスの感情が続くと、交感神経が緊張します。この緊張が血流障害を起こして、痛みを引き起こし、心拍が早くなって血圧も上がります。

 また、交感神経の緊張が続くと、免疫活動にかかわる副交感神経が優位にならず、免疫力も次第に低下して病気にかかりやすくなるのです。

 こうした状態に対して、全身の神経叢に働きかけるお尻締めを行うと交感神経の緊張から、副交感神経優位にスイッチが切り替わり、自律神経のバランスが良くなるのです。

 その結果、プラス思考になり、心には冷静沈着や泰然自若の世界が広がってくるというわけです。なによりも、お尻締めを毎日心がけることは、あらゆる病気を確実に回避することにつながります。

 むずかしいことはありません。とにかく、気づいたときに自分でお尻をキュッと締めるだけでいいのです。

お尻締めの体験者たち


 お尻締めは人生好転の秘技と賞賛され、今日に至るまでこのお尻締めこと「クンバハカ」を初めとする、心身の統一法を90年以上前に指導したのが、哲学者であり、思想家の中村天風師です。

 その天風師に師事した人たちは、東郷平八郎や原 敬、山本五十六、双葉山、ロックフェラー三世、松下幸之助、大佛次郎、宇野千代、稲盛和夫、広岡達朗など、そうそうたる人たちがいます。

 ほかにも、日本を代表する企業の創始者、歴代の大臣、プロスポーツ選手、武道家、大学教授、医師など各界で活躍したした人や現在も活躍中の人たちがこぞって、その教えを学んでいるのです。

 戦後は、サラリーマンや商店主、主婦や学生など一般の人たちに、講演を通じて天風理論を広め、95歳で亡くなった後も天風理論は伝えられ、これまでにこの理論を学んだ人の数は、100万人に達すると言われています。

 中村天風先生の詳しいことは、こちらの著書「中村天風講演録CD「心身統一法入門編」(新装版)」などでご覧頂けます。

お尻締めの体験例


前立腺がんのショックを克服!(50歳代)


 はじめに肺気腫が見つかり、その後前立腺がんが発見され、大変なショックを受けました。当初はレベル1の早期がんだったのですが、その後、睾丸にも転移しているレベル4の進行がんと分かったのです。

 ガンの不安をひとりで抱えきれなくなったので、友達に弱音を吐いていたら、その友達が中村天風先生の本「中村天風先生の「運命を拓く」を紹介してくれました。

 それで、クンバハカといわれるお尻締めをはじめて知りました。肩の力を抜いて、へその下の丹田に気を込めて、同時に肛門を上に引き上げるようにして締めるというものです。

 寝るときも、起きた直後も、仕事中でも、人と会っているときでも、とにかく気づいた時にやるようにしました。

 こうしてお尻締めを四六時中行う中で、ガンのショックから少しずつ立ち直っていったのだと思っています。まだ多少の不安はありますが、一時のように、悶々とした気分を引きずるようなことはなくなりました。

 今でも、定期的にガン検査を受けていますが、その結果が出るまでに取り越し苦労することもなくなり、出た結果に対しても必要以上に悪く考えないようになったのです。

 病気以外のことでも、お尻締めのお陰で景気が悪くても、心労から体調を崩すこともなく、人との接し方も変わり、相手との気持ちが通じ合うようになり、協力者やいい情報を与えてくれる人間関係にも恵まれています。

 お尻締めがうまくできるようになると、痛みや寒さなども感じなくなるようになるそうです。お尻締めは、今後とも続けて体調の管理やガンの進行防止に役立てたいと思っています。

ガン患者もお尻締め、効果を実感!


 西本クリニック院長の西本真司院長によれば、院内の健康教室に参加している患者でお尻締めをやっている人は多いといいます。ガン、潰瘍性大腸炎、脳腫瘍などの比較的重い疾患を抱える人も、お尻締めのやり方を覚えて、免疫力の向上や症状改善に役立てています。

 また、肛門を締めるという行為は自律神経に働きかける以外にも、肛門周辺の筋肉である肛門括約筋を積極的に動かします。

 肛門括約筋は、女性の場合は膣の筋肉、男性の場合は前立腺とそれぞれ連動しているので、女性がお尻を締めると膣が締まり、男性は前立腺に刺激が加わります。

 そのため、婦人科の疾患のある女性や、前立腺肥大のある男性がお尻締めを行うと、症状の改善が期待できます。

 お尻締めは特に、健康に心配のない人でも、若返りや病気の予防するための健康習慣の一つとしておすすめです。
 

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