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玄米は天然の抗ガン剤

 

 

『ガンは、代謝による全身病なので、手術は終っても体質的には何も変わっていません。ガンになったということは、今だに「ガン体質」なのです。「手術は成功です。悪い所はきれいに取れました。」といわれると、患者は「完全に治った」と思うのは当然でしょう。

 手術の成功は、病気が完治したのではなく、治療の最初の段階がクリアできただけです。患者にとっては、治療後のこれからが本番なのです。

 まずは、食事改善に取り組む準備ができたと考えて欲しいのです。手術の成功は、治療の終わりではなく、始まりなのです。』と済陽高穂先生は言われます。

 そこで、病院の治療とは別に、自分の生き方やこころのあり方を見直し、玄米食をされ自分自身の手で、健康なからだを取り戻し、生きる喜びを実感されている方々の体験記を紹介します。あなたにもきっと参考になると思います。

生きている玄米


 日本のお米のほとんどは、お米用乾燥機で灯油バーナーで熱風を当てながら乾燥させるため、生命力のない『死んだ玄米』になっています。生きている玄米は、発芽させるためのお米の生命力を守るため、バーナーの熱風は使わず、通風だけでじっくりゆっくり、自然乾燥で【生きている玄米】に仕上げています。

  

 もちろん、残留農薬ゼロ、栄養満点の玄米です。化学肥料は一切使用せず、有機肥料と微生物の力を借りて育てた自然農法を採用しています。

 白米にして食べることは、これは精米を前提にしているため、生命力のない『死んだ玄米』になっています。そんなものを食べて、からだにいいはずはありません。

 はじめて玄米を食べられる方や、玄米の炊き方や美味しく食べることに不安のある方は、アンチエイジング料理の第一人者、堀知佐子先生も推薦されている「発芽したての玄米が全自動でおいしく炊ける炊飯器」↓↓↓を参考にしてみてください。

   

1.胃がんが玄米菜食と笑顔で自然退縮


 '05年看護師の私はクリニックで忙しく働いていました。そのころ胃の不快感がありましたが、毎日のストレス解消に晩酌のお酒、多量に呑んでいました。

 そんなある日、気分の悪いのが我慢できずに吐いたところ、初めてみる黒い色をしていました。便も黒っぽいのが出てビックリ。そこで、勤務していたクリニックで、胃の細胞を摂り、検査すると進行性胃がんとわかりました。

 大きな病院の検査では、胃の上の方に、深くて範囲の広いガンがあるので、すぐに摘出手術をすすめられました。しかも、手術をしないと半年間の命と告知されました。突然のガン宣告で大変なショックを受け落ち込みました。

 働いていたクリニックでは、現代医療の三大療法である手術、放射線、抗ガン剤治療をやっておりました。しかし、治療を受けても、再発や転移を繰り返し、亡くなるガン患者を沢山見てきたからです。

 ほかに治す方法はないのだろうかと思っていた私に友達が「「免疫を高める」と病気は勝手に治る」(マキノ出版)という、新潟大学教授の安保徹教授と福田稔医師が監修した本を見せてくれました。

 それを読むと、自分の生き方や、こころのあり方によるストレスが免疫力を低下させていると気づきました。夜勤などの無理な生活や、食生活の乱れが原因で病気になったと感じたのです。そこで、免疫力を高め、自然治療を目指すことを決心しました。

 先ず、仕事を辞めて、自然のリズムに合った、早寝早起きの生活に切り替えました。そうして、自分と向き合い、ゆったりとした時間を過ごすうちに「今、活かされていることが有り難い」という感謝の気持ちが溢れてきたのです。

 そして、私を理解し、見守ってくれる家族や友達の存在が嬉しくて、幸せで涙が溢れました。そして、今まで頑張ってくれた自分の体に「ありがとう」を伝え続けました。

 免疫を高めるため、自律神経免疫療法(注射針や磁気針で全身を刺激し、自律神経を整えて免疫を高める治療法)に通ったり、からだを温めて冷やさないようにしたりしました。

 また、毎日、ゆっくり散歩をして「まわりの花がきれいだな、空が美しいな」と自然界からパワーをもらいました。
 食生活では、玄米菜食を行い、ゆっくり良く噛み、感謝して食べるようにしています。メニューは、薄味の和食を中心にして、海藻類や、新鮮な季節の野菜、果物、キノコなどを食べ、肉や乳製品、からだを冷やす飲み物、食べ物は控えました。

 こうして、免疫力を高める生活を始めたら、35℃台だった体温が、36.6〜36.8℃に上がり、冷え性が改善しました。顔色も良くなり、髪のツヤが出て、悩みだった足や顔のむくみも取れたのです。

 その上、156センチで60キロあった体重が、健康的にゆっくりと減り、一年後には理想体重の49キロになりました。

 発病してから、半年に一度、病院で検査を受けていますが、'07年8月の検査では、がん細胞は見つかりませんでした。医師は、採取の場所が違ったら、ガン細胞が合ったかも知れませんといいましたが、やはり、ガンは自然退縮していたことは大きな喜びでした。

 発病してから今まで、元気に幸せ一杯で活かされていることは奇跡だと思います。毎日を大切に、楽しく、いっぱい笑って、免疫力を高める生き方をしていきたいと思っています。(37歳女性・群馬県)

 

新潟大学教授の安保 徹教授によれば、『この方のように、まじめでがんばり屋のタイプの方は、心とからだに負担をかけすぎて、ガンになることがあります。ですから、この方が仕事をやめて、生活習慣や食事内容を立て直したことは、大いに役立ったと思います。ガンになっても、あきらめることはありません。自分の免疫力を信じ、生活を見直して、ガンを克服された方はたくさんいるのです。』という。

 


2.再発必至のがん! 玄米を続けて11年


 医師から「5年の生存率50%」の卵巣がんと宣告されてから、すでに11年経ちました。当時、卵巣以外にもガンが転移していたため、手術で、卵巣、子宮、リンパ節を切除しました。しかし、腹膜に転移したガンは切り取れなかったのです。

 手術後から、抗ガン剤の治療が始まりましたが、副作用に絶えられなくなり、予定の半分で抗ガン剤をやめることを医師に申し出ました。
 幸い止めた時点で、腫瘍マーカー(血中のガン診断の指標になる数値)が基準値に落ち着いていましたが、医師からは「かならず、再発する」といわれました。

 こうして、抗ガン剤を拒否したことがキッカケになり、自分がなぜガンになったのか?どうすればガンを克服できるのかを考えるようになったのです。

 ガンになるまでの私は、4世代の家族が同居する大所帯で家事を一人でやり、2人の子どもを育て、正社員として働く毎日でした。3時間の睡眠で「いい母親、いい妻、いい嫁」として頑張るうちに体が悲鳴を上げたのです。

 私が最初に実行したのは、そんな頑張る生活をやめることでした。またガンも自分の体の一部と考え、「なってしまったものはしようがない。今、いきていることに感謝しなくちゃ」と開きなおれたことも良かったと思います。

 そして、自然治癒力を意識して、玄米を食べるようになりました。ガンの患者さんの会が主催した講演会に参加し、そこにいた100人のうち約8割の人が玄米を食べているのを知りました。私も14、5年前には、子どものアトピー性皮膚炎を玄米で治した経験があったのです。

 私は料理教室に行って、玄米の美味しい炊き方や食べ方の勉強もしました。玄米をとぐときは、両手で拝むようにしながら、水を何度か替えて洗い、夏場なら3,4時間、冬場なら、12時間お水につけておきます。

 その後、玄米をザルに上げて水を切り、さらにフライパンで空いりして水分を飛ばします。玄米と水を3対4の割合にしてアルミの圧力釜に入れ、塩1つまみを加え、25分ほど火にかけます。

 火を止めてから15分間蒸らし、暖かいうちにジャーに移します。一日に一食か二食を玄米にしています。

ガンを防ぐおいしい玄米ご飯の炊き方


おいしい玄米ご飯の炊き方

 玄米にしてからは、お肉や脂っこいものが欲しくなくなり、おかずは自然に野菜や魚、大豆が中心になりました。

 玄米と同時に半身浴などを始めたこともあり、良く眠れるようになりました。それから、ガンになってから落ち込みぎみだった体力や食欲も回復して、便通もよくなったのです。

 半年目に受けたガン検診では、腫瘍マーカーの値が基準値以内に落ち着いたままだと言われました。ほかの検査の数値も問題なく、ガン患者の私が医師から「健康優良児ですね」とほめられたのです。

 それからも玄米食を続け、定期的にガンの検診を受けて、11年間、再発はありません。今も家族に囲まれ、保育しとして働きながら、生きていることに感謝する毎日です。(50歳女性・大阪府)

 

 e-クリニック医師の岡本 裕先生によれば、『がんは医師ではなく、自分で治す病気です。私も、e-クリニックの医師として、ガンを自分で治す、家庭でできる「ベース(セルフ)治療」を推奨しています。ベース(セルフ)治療には、「メンタル」、「栄養」、「血行・自律神経」の3つがあり、玄米はそのうちの「栄養」に含まれます。

 実際に玄米などのベース(セルフ)治療を実行したガン患者では9割 以上が軽快した調査結果も出ています。この方も、そうした玄米効果が発揮されたのでしょう。また「がんばる」は「ガン張る」につながります。がんばる生活をやめたこともガンの再発防止に功を奏しました。』といいます。

 


3.スキルス性胃がんを玄米食で克服!


 今から27年前の50歳のときに、早期の胃がんが見つかりました。この時、医師から何度も手術をすすめられましたが、胃を切り取られるのが嫌で断ったそうです。そして、自己流で玄米や野菜を中心にした食事などを続けたところ、一年後にはガンは一旦消えたそうです。

 しかし、それから、2年後に胃がんが再発。しかも、転移する率の高い進行性の高いスキルス性胃がんでした。ガンは全身に飛び散って助かる率は3万人に一人。

 6ケ月以内に再発すると医師から言われました。胃をほぼ全部摘出する手術を受けた後、私は自然治癒(免疫)力を強めてガンを克服する決意をしたのです。

 自己流の方法では限界を感じ、食事療法を学ぶために東京の病院に入院しました。その病院では、玄米菜食による厳格な食事療法が行われていました。

 学ぶことはたくさんありました。白米、肉、赤身の魚、甘いもの、果物、油もの、乳製品、パン、アルコールを一切禁止し、食べる量も腹七分を厳守しました。ガン体質を変えるためにとった食事メニューはつぎのようなものでした。

   ■ 朝食:おじや(玄米、雑穀、チリメンジャコ、カブ、カブの葉)、
     梅干し(小)、ニンジンジュース
   ■ 昼食:玄米ご飯(雑穀、ゴマ)、お浸し(コマスナ、チリメンジャ
     コ)、炊き合わせ(焼き豆腐、京がんも、ゴボウ、カボチャ、レンコ
     ン、キヌサヤ)、梅酢和え(大根、ニンジン)
   ■ 夕食:玄米ご飯(雑穀、ゴマ)、お浸し(コマスナ、干し菊)、煮魚
    (白身魚、ネギ、ショウガ)、みそ汁(タマネギ、エノキ茸)、ヒジキ煮
    (ヒジキ、ニンジン、板麩、インゲン豆)、ぬか漬け(白菜、大根)

 このような食事を退院してからも続けました。朝夕の2回ウォーキングをし、からだを温めることにも心掛けました。

 やがて1年が過ぎ、2年、3年と経ちました。ガンの再発はないばかりか、私のからだはどんどん健康になっていったのです。

 玄米菜食のお陰で、仕事には2年後に復帰できたのです。ガンになる前よりも現在のほうが健康だと思います。玄米菜食を徹底的に続けることで、体質改善ができたのでしょう。

 ガンの患者は体力の衰えを気にして、沢山食べて栄養をとろうとします。しかし、私はそれとは反対に、最初の3年間くらいは小食にして、体重を落とした方がよいと思います。腹七分の玄米菜食を続けながら、人生をもう一回最初からやり直すという心構えをもつことが、何よりも肝心です。」(77歳男性・愛知)

(注)この体験者は現在、日本全国のガンの患者さんを勇気づけるために「いずみの会」を主催されておられる、中山武さんです。中山さんは一人でも多くのガンの患者さんを救うために、現在も活動を続けておられます。

 中山さんの食事法は、「日野式食養生」で穀物や緑黄色野菜中心の食事療法だったそうです。ガン征圧食のポイントは、玄米菜食で栄養の偏りと摂り過ぎを改善して、免疫力を高め、ガンを封じ込める方法といいます。


4.玄米食の作り方!


 玄米はすごく体によいことは分かっています。事実、玄米食を食べ始めてたガン患者のガン細胞は小さくなったり、消えてしまったという体験は多いです。玄米中心の食生活に切り替えたら、肌が艶やかになって体調がよくなったり、便通も快調になります。

 久司道夫さんという人は、自然食のマクロビオティックの研究をされている方で、玄米食だけで、ガンを治そうという試みを続けておられます。

参考までに、玄米ご飯の作り方をご紹介しておきます。

◎ 準備するもの

 

▼玄米 .............3カップ
▼水 ..............3.5カップ
▼塩 ..............1つまみ

 

◎ 玄米ご飯の作り方順

1.玄米を洗って

  (拝み洗いで水替え3〜4回程度、あまりゴシゴシ洗わなくてよい)ザルに
  上げ、分量の水、塩と共に圧力鍋に入れ一時間程度おく。

2.フタをセットして中火にかけ、

  蒸気が強く上がったら

3.弱火にして、25〜30分炊き、火を止めて、

  10〜15分程度蒸らし、蒸気を抜いてフタを開け、サッと混ぜる(加熱
  時間、蒸らし時間などは、鍋メーカーによって異なるので注意する。)
 ※ きび・あわ入り玄米ご飯も同様にして炊きます。

 玄米ご飯の作り方、炊き方には、いろんなやり方がありますが、自分の好みにあった方法でもいいでしょう。玄米には、炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミンB群、ミネラルといった、人間が必要とする栄養素がたくさん含まれています。従って、玄米を食べていると自然に免疫力が高まってきます。是非、玄米を試してみられることをおすすめ致します。


玄米食の体験例


再発した悪性リンパ腫から生還、がん克服した医師(70歳代)


 多忙な毎日で倦怠感や疲労感が抜けないなどの自覚症状や汗が出ないなどのからだの変調も感じていました。

 そんな中でアゴの部分に進行性のガンである悪性リンパ腫にかかりました。悪性リンパ腫の場合、一般に抗ガン剤療法が優先されますが、それはしないで代わりに、塩を一切断ち、大量の野菜ジュースなどの食事療法(ゲルソン療法)と高濃度ビタミン療法を選択したのです。

 一年後には、アゴのガンが消失しましたが、気のゆるみから、食事療法をさぼっていたら、腹部にガンが再発しました。今度は化学療法(抗ガン剤)を受けました。

 副作用に苦しみながら、何とか抗ガン剤療法でガンは消失しました。しかし、この頃から、ガン患者特有の不安にかられ、抗ガン剤を継続してしまったのです。

 その結果、一時は下がった腫瘍マーカーが再び上がり、耐性もできて抗ガン剤が効かなくなりました。この失敗で目覚め、自分で作り出したガンは自分で治すしかないと決心しました。

 精神療法、気功や漢方薬の中医学、自律神経免疫療法などのガン治療法を研究しては、納得できたものを治療に取り入れるようにしました。

 一方で、免疫を高めるために自分でできることは何でもやろうと考え、玄米食を主体に呼吸法や運動などの自己療法をしました。

 朝、昼、晩の主食を玄米にして、一度に茶碗に八分目程度の玄米ご飯を食べ、副食は肉類や脂肪を控え、野菜、キノコ、豆腐を中心に、添加物を使わず薄味にして調理して食べました。

 玄米食をはじめて、2〜3日目から便通がよくなり、半年後には出なかった汗も出るようになり、しかも体温が35℃台だったのが36.3℃まで上がりました。

 これらは解毒や代謝の能力が活性化したことを示しており、体調も段階的に良くなりました。そして、1年半後には、からだの中にあったものが悪いものが出たのでしょう。

 腫瘍マーカーの値も下がり、ガンが治ったと実感したのです。以後、9年間は腫瘍マーカーの値も安定しています。現在も3つの病院を掛け持ちで診察をしており、患者さんに玄米食を勧めています。
 

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